症例:顔面神経麻痺
Sさん 43歳 男性
初診 7月31日
発症7月26日。 すぐに病院受診し、ハント症候群かベル麻痺かはっきり分からないので、両方疑って抗ウィルス薬を処方してもらう。
まだ変化が見られないとのこと。
処置は首肩周りをゆるめることと、顔面部の刺鍼。
治療後は顔面部の感覚がとてもいい感じとのこと。まだ強く動かしたりしないよう指示。
連続して行ないたいところでしたが、遠方よりの来院のため、3日後の予約を取る。
第2診、顔の動きが楽になっているとのこと。顔もさることながら、体全体がものすごく楽だと喜んでいただく。1回目と同様の処置を行ないながら、顔のストレッチを始める。
第3診、かなり顔の動きが出てきた。眉のあたりがもう少し気になるとのこと。
第4診、あと少し眉は気になるがかなり良い。ゴルフの予定を入れており、腰の調整をしてくれとのこと。
ゴルフ後に電話で予約すると言ったきり来院せず。終了。
考察
来院の度に快復がみられたが、おそらく発症初期の抗ウィルス薬が適切だったのだろうと思われます。しかしながら鍼治療を併用することで早期の治癒につながったとも思っております。
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